【モテLiFeまで＠60日】~断捨離~新たな環境を作り出す。
昔からゲームがすごく好きだった。
物心ついたころ、
家族みんなでやった
「ボンバーマン」や「マリオカート64」
テレビを前に
家族みんなでリビングに集まり、
わいわいと楽しんでいた。
僕が負けると、
拗ねるのを分かっていた
父親は"わざと"操作ミスして
負けてくれたこともある。
そして、
「〇〇はゲームうまいなぁ」
と優しく微笑んでくれた。
そんな暖かい思い出が
あったからなのだろう。
昔からずっと
テレビゲームが好きだった。
コロコロコミックを見ながら
新しいゲームの情報が出ると
胸を躍らせていた。
発売日になると
「はやく、お店開いてっ！」と
ウズウズして
貯めたお小遣いを持って、
急いで向かっていた。
"現実には無い世界に没入できる"
"まるで自分がヒーローになった気分"を味わえる
そんな時間を味わうのがすごく好きだった。
大人になって働きだしてから、
昔ほど熱中することは無かったものの、
必ずいつも新作ゲームを
チェックして購入していた。
本当にゲームと共に
歩んできた２５年間だった。
そして、
今日そのゲームをすべて手放した。
次に進むために"必要なこと"
「自分の嫌がる世界に飛び込む」
そう本気で決心した前回。
自分の未知の世界にこそ、
成長するための種があるんだ。
そう確信した。
だからこそ、
自分をその世界に追い込むために
自分の逃げ道を断とうと決意した。
いままでと
"同じこと"をしていては
何も変わらない。
過去の生活習慣が
"今の自分を作っているんだ"
いままで人生の大半を
ゲームに費やしてきた。
だからこそ、
今日を境にゲームは卒業しよう。
"ゲームをしている時間を別のことに使うんだ"
名古屋での出来事が
すごく自分の中に残っていた。
「もう元の自分に戻りたくない」
そんな想いが強くなり、行動に移した。
断捨離、"断捨離"、断捨離ッ！
家の中にあるゲームは
全て売り払った。
「売らなくても、
やらずに残しておくだけでいいんじゃない？」
そういう思いもあったのだが、
自分の性格的に
1%でも甘えを残してしまうと、
絶対に戻ってしまうと感じた。
"エロ禁"と一緒だと感じた。
やるなら徹底的にやるんだ！！
すぐに近くの中古品やに駆け込み
ゲームソフトだけでなく
WiiやPS4などゲーム機本体も全て売り払った。
ソフトが無いなら、
ゲームできないし
本体残しててもいいんじゃないの？
そうも思った。
だが、その翌月には
"モンスターハンター”の新作の発売が控えていた。
１年前から楽しみにしていて、
友達からも「一緒にやろう」と
誘われていた１品である。
だが、これを買えば間違いなく全てが終わる
そんな予感をヒシヒシと感じていた。
何十時間、何百時間も
"のめり込んでしまう"のが
目に見えていた。
だからこそPS4も手放した。
例え欲しくなったとしても、
本体が無ければやりようがなくなるからだ。
テレビゲームを全て手放した後は
スマートフォンのアプリの消去に走った。
大学時代、
みんなで盛り上がった
"パズドラ"や"モンスト"
"ゴッドフェス"や"獣神祭"など
みんなでガチャを回す瞬間が
すごく楽しかった。
最近では、
アプリを開くことも少なくなったが、
時々、ログインして
当時の思い出に浸ることもあった。
そして、
断腸の想いで
それらも全て消した。
もしかすると、
テレビゲームを無くした自分が
アプリを開いてしまうかもしれない。
そんな少しの余地も
残したくなかったのだ。
削除しているときは
何とも言えない後ろめたさに襲われていた。
だけど時間が経つにつれて、
熱い思いがフツフツと湧いてきた。
「もう後には引けない」
「前に進めるだけ進むしかない！」
オナ禁１か月
自分が生まれ変わるための
環境を作り出した。
