~禁欲”90日”で理想のモテモテ生活~

“25年間”彼女いない素人童貞が、モテるまでの“奇跡の90日”

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新年の初"夢"

 

【2018/1/1 05:48】

 

新年が明けて、

最初の1日目のこと。

 

世間では

新年のお祝いでにぎわいながら

初詣を楽しんでいる頃。

 

その頃、僕は、

病院の夜勤として

せくせくと働いていた。

 

365日24時間

フルタイムで

患者さんがいる病院に

正月休みというのは無い。

 

僕のような、

家庭をもっていない単身者

年末年始に駆り出されることが多い。

 

「正月に仕事をするのはイヤ」

という人はたくさんいるが、

僕は昔から季節のイベントへの関心が薄い子だったので、

 

"年末年始に働くと特別手当がもらえる"

ということで、

喜んで仕事をしていた。

 

そして夜勤で一通り

業務が落ち着いたころ、

 

一緒に夜勤をしている

相勤者が仮眠から起きてくる。

 

「ぴすとんくんも仮眠いってきていいよ」

とお声をいただき、

仮眠室のベッドで横になる。

 

"Happy New Year"と

友達から送られてきていた

LINEに返事をしているうちに、

だんだんと睡魔が襲ってきて、瞼が重くなってくる。

 

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そして太陽がだんだんと登ってきたころ、

事前にセットしておいたアラームがなる。

 

「もう、起きなきゃ、、」

まだまだ寝たい気持ちを

ぐっとこらえながら、

身体を引きずるようにして

ベッドから起き上がる。

 

洗面台で重い瞼をこすりながら、

顔を洗い、、

 

カーテンを開けて、

初日の出を眺める。

 

「ああ、キレイだなぁ」

 

日の出の眩しさに

心を打たれながら、

寝ぼけていた頭がだんだん回るようになり、

 

そして、

ようやく目を背けていた事実と向きあう。

 

 

 

「やっべ、夢精してる、、、」

 

 

 

 

初""

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(↑ 愉快な"せ〇し"君)

 

 

「初夢がこれかーーい!!」

 

もう、ツッコまざるを得ませんでした。

 

起きたときから

ずっと違和感を感じていました。

 

 

「あれ、もしかして濡れてる、、?」

なんかパンツが湿っている感じと共に、

すごく懐かしい香りがただよっていたのです。

 

 

opc-pstone.hatenablog.com

 

確か、これくらいの時期

オナ禁50~60日の間くらいのことだったと思います。

 

「頼む、気のせいであってくれ!」と、

もうあまりにもショックで、

現実が受け入れられませんでした。

 

パンツの中をすぐに見られませんでした。

 

「寝ぼけてジュースをこぼしたんだよきっと。」

そんなありえない思考で

その場をごまかそうとする僕。

 

そんな僕を、

嘲笑うかのように、

ただよってくる磯の香り

 

「くっそ、お前懐かしいな!おい!」

久しぶりに嗅ぐ匂いに、

なんだか懐かしさを感じながら、

 

諦めて、

ようやくパンツの中をみて、

懐かしい我が子と対面したのです。

 

 

くそー!

よりにもよって

なんで元旦の日に、、、!

 

 

 

しかも仕事中に!!!

 

 

 "早く"なんとかしなければ!!

 

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そうです。

今は仕事中だったのです。

 

落ち込んでなんて

いられなかったのです!!

 

もう仮眠から起きて

仕事に戻らないといけない時間です。

 

「まだ起きてこないなー。」

夜勤の相方は、

僕が起きてくるのをずっと待っています。

 

ただ、

いまの状態で

相方には絶対に会えません。

 

近づいた瞬間に、

100%匂いでバレてしまいます。

 

新年の始まりと同時に、

僕の人生も終わってしまいます。

 

一刻も早くこのパンツの中を

処理しなければいけなかったのです。

 

もちろん、

替えのパンツなんて

持ってきていません。

 

「どうしよう、、」

寝ボケた頭では

いい方法が思いつきません。

 

刻一刻と時間も無くなってきます。

 

あまりに起きるのが遅いと、

僕が寝坊したと思って、

相方が仮眠室に入ってくるかもしれません。

 

迫りくるタイムリミット。

焦るぴすとん野郎。

 

ただよう磯の香り。

 

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「ああ、もうオムツするしかねぇや(^q^)」

  

パニックと化した頭は

最終的にオムツを選択しました。

 

相方にバレないように、

こっそりとオムツが保管されている

倉庫へ侵入し、、

 

そして、

履いていたパンツを速攻で脱ぎ捨て、

オムツを1つひょいと拝借して、

慣れない手つきで装着するのでした。

 

 

赤ん坊の頃以来の

20数年ぶりのオムツ。

 

"あの当時は、

一体自分は何を考えていたんだろうなぁ"

 

オムツのゴワゴワした感触に

ひどく不快感を感じながら

そんなノスタルジックな気分に浸るのでした。

 

 

 

「新年早々、オレはいったい何をやってるんだ」

 

 そんな最高のスタートを切った2018年でした。